top of page

TI(Traditional Intelligence)理論

  1. 世界に普及している伝統的、普遍的な確立されたマネジメント技術・技法(TQC、IE、VE、 SE、OR、JITなど)を徹底的に活用することで、問題解決にあたる。

  2. 問題解決に際して、最上位に位置づける目標とすることや目的を明確にし、確認し続けることで、手段が目的に変質・転換することを排除する。

  3. 問題解決にあたって、三現主義(現場、現物、現実)を重視し、物事の本質を追究することで、不具合現象・問題の原因をつかみ、改善・改革を遂行する。

  4. 原理原則理論を確立し、標準化し、具現化・普遍化する能力・技能・知恵を最も重視し、ヒトの創意工夫、先達者の知恵を活用する。

  5. 最新のテクノロジー、マネジメント手法としての概念を採用する際、安易に、盲従せず、その本質を見極め、ビジネスに本当に役に立つかどうかを判断する能力を高め、これを積極的に活用する。

TI (Traditional Intelligence)理論におけるIT活用法

  1. ビジネス分野でのITは、生産性向上、顧客満足度向上のための改善・改革を達成するためのツールであり、改善手段施策の選択肢の1つでしかないことを認識し、IT導入に当たっては、”投資対効果”で採用するかどうかの意思決定を行う。

  2. ITのライフサイクルコスト(LCC ; Lifecycle Cost )を試算することが難しい現状のビジネス分野での情報システムインフラ(OS、データベース、パッケージビジネスソフトなど)を抜本的に見直しし、ライフサイクルコスト評価での情報システムの統廃合・採用比較・開発の判断を行う。

  3. ビジネス分野での問題解決には、マネジメント改善技術・技法である(TQC、IE、VE、 SE、OR、JITなど)を徹底的に活用し、自らの努力によって業務遂行・改善・改革のノウハウを蓄積する以外に方策がないことを理解し、ITはどの機能のどの場面で活用するのかを判断できる社内エキスパートを養成することで、無駄なIT投資、役に立たないIT導入のリスクを回避する。

  4. 製造業、流通、サービス企業のコア機能である、設計・開発、生産、物流、マーケティング、営業などは、他社と差別化し競争力を強化するためには、カスタマイズしかできないパッケージソフトウェアよりもライフサイクルコストが安く、生産性向上・顧客満足度向上に有効性が高い、個別情報システム開発を行う。

  5. ライフサイクルコストの低減、顧客満足度の向上、環境・社会貢献をターゲットとしたシステム全体の最適・統合化の理論を問題解決にあたっては必ず適応する。

 

 

bottom of page